教会の信仰告白

■上豊岡キリスト教会の信仰告白

 教会は、その歴史において信仰の立場と自らの歩みを明確にするために信仰告白を持ち、それを守ってきました。信仰告白は教会が立つところの信仰的・教理的基準です。教会は信仰告白を持つことによって、信仰の基準を明確にし、思考と生活の方向を示してきました。
 私たちがこの信仰を告白することは、私たちの教会に属する者がこの信仰告白の内容のもとに集まっていることを意味しています。そして私たちは、信仰告白の内容を主体的に、責任をもって守ることが求められています。
 なお、現在、上豊岡キリスト教会は、JEA友愛グループ教会連合という教会の群れの中に存在していますが、基本的には、JEA(日本福音同盟)というたくさんの大小の教団の集まりに所属しています

【聖書】
1 私たちは、聖書が66巻より成り、どの書も神から霊感を受けて書かれた神のことばであると信じる。それゆえ聖書はイエス・キリストへの信仰とキリスト者としての実際生活のあらゆる事項について絶対の基準であると信じる。

【神】
2 私たちは、神が唯一であり、イエス・キリストにおいてご自分を啓示し、父・子・聖霊の三つの位格を持つお方であることを信じる。

【父なる神】
3 私たちは、父なる神が天地の創造主であって、被造物のすべて、ことに神のかたちを持つ人間に関心を払われるお方であり、イエス・キリストを通してご自分の御許に来る人を罪から救うお方であると信じる。

【人間】
4 私たちは、神のかたちに似せて造られたが、神に背き罪に陥っており、それにもかかわらず神の恵みを受け、イエス・キリストにおいて救いに招かれていると信じる。しかもイエス・キリストを信じ受け入れ、罪を悔い改め、神のことばに従う信仰によって、義と認められ、新生にあずかると信じる。

【キリスト】
5 私たちは、イエス・キリストが神であるにもかかわらず、神の御旨に従って人となり、私たちすべての人間の罪の救いのため十字架につけられ、三日目に死より復活し、それにより罪と死を克服し主となられたこと、今は天において神の右でご自分の民のために大祭司として執り成しをし、やがては信仰により義と認められた者の信仰を完成し、信じない者に永遠の刑罰を下すために再臨されることを信じる。

【聖霊】
6 私たちは、聖霊なる神が、聖霊を用いて私たちを信仰に導き、信仰の実を結ばせる。つまり私たちに罪を認めさせ、悔い改めに導き、新しく生まれさせ、信じる者に内住して信仰生活に力を与え、聖化してキリストに似る者にしようと働かれることを信じる。

【教会】
7 私たちは、教会がキリストを頭とするキリストのからだであり、キリストを信じる者がみなそのからだの一部であると信じる。教会に所属する方法は、キリストを救い主として受け入れる信仰を持つこと。そしてキリストへの心からの信仰の証しとしてバプテスマを受けることによると信じる。また同じ信仰を持つ者たちがキリストへの信仰を堅く保つために、聖餐にあずかる必要があると信じる。また、私たちは教会の役割が、人々を主への礼拝へと導き、キリストへの信仰を養い、信仰の交わりをし、主から委託されている福音を宣教して行くことであると信じる。

【友愛グループ】
8 私たちは、教会が自治権を持っていることを信じる。それゆえに他の諸権威による干渉から自由であると信じる。また私たちは、友愛グループの各教会が相互に支配・従属の関係にない、個々に独立したものであるが、他の教会との協力を喜び、自らの教会の混乱の時に他の教会が健全な教えを持って諭してくれることを喜びとしなければならないと信じる。