教会の歴史

■上豊岡キリスト教会の歴史

上豊岡キリスト教会の前身は、大和カルバリーチャペル主任牧師の大川先生のご配慮を賜わり、1988年1月に、座間キリスト教会の枝教会として設立された高崎カルバリーチャペルです。高崎カルバリーチャペル設立の過程は下記の通りです。

私(小和瀬 勇)は福音伝道教団高崎キリスト教会員として、信仰生活を続けていましたが、当時の座間キリスト教会牧師の大川従道先生の説教テープがたくさん私の家庭に届きました。私の妻は神奈川県の学生時代の時、座間キリスト教会に通い、大川先生の説教に直接触れて大変恵まれていました。私も大川先生の説教をテープでお聴きして、深く感動しました。私はキリスト信仰に導かれた時、将来は牧師となり、教会の奉仕をしなければならないという使命を持っていました。この使命の実現のために、大川先生の説教テープを利用させていただこうという願いが心に浮かびました。座間キリスト教会は別の団体であり、私は福音伝道教団に教会籍がありましたので、このことについて、大川先生を訪問して相談いたしました。福音伝道教団高崎キリスト教会(牧師川島先生)には、失礼なことになってしまいましたが、川島先生と教会役員の方にお伝えして、福音伝道教団高崎キリスト教会員を離脱させていただきました。

 毎年、大川先生に出張していただき、特別の集会を開催しました。1990年には、自宅の庭に小さなログハウスの教会を新築しました。普段は10名足らずの少人数でしたが、その時は大勢の方々が出席してくださいました。70名から100名くらいの方々が参加してくださり、大変勇気づけられました。その後、座間キリスト教会内の神学校を卒業された大高一郎先生が高崎カルバリーチャペル牧師として就任されました。1995年に、大高先生は安中カルバリーチャペル牧師に転任されました。

 私は大川先生の推薦をいただき、東京にある通信制のJTJ宣教神学校に1991年に入学しました。高崎工業高校に勤務しながら神学の学びを続け、1996年に牧師志願科を卒業しました。その後、大川先生より、高崎カルバリーチャペル補教師の任命を賜わりました。大川先生の教会は、座間教会から大和カルバリーチャペルとなり、日本で最大の教会に成長されました。10年間、高崎カルバリーチャペルの主任牧師として、大川先生の指導を賜わり、大変お世話になりました。

 私は母校のJTJ宣教神学校学長の岸義紘先生の紹介を賜わり、JTJ宣教神学校の教授と卒業生を中心として結成された友愛グループという団体に、牧師となるため必要な論文を提出しました。面接試験を受け、友愛グループ代表兼松一二先生より1999年に、牧師按手礼を授けていただきました。大川先生には長い間高崎カルバリーチャペルのために牧会を賜わり、僭越なことでしたが、高崎カルバリーチャペルは上豊岡キリスト教会となり、私は上豊岡キリスト教会牧師にさせていただきました。岸義紘先生には素晴らしいサクソフォンの音楽伝道集会を開催していただき、大勢の方が出席され、楽しい時を過ごしました。

 上豊岡キリスト教会は、毎日曜日の主日礼拝を中心として、近隣の方々に福音を伝えています。日曜礼拝には、学生から高齢の方々まで出席されており、学業・仕事をしている方々は、与えられた使命を果たしながら出席しています。愛に溢れた教会員の方々と一緒に、毎週礼拝が守られて教会が存続されています。