礼拝メッセージ(2018年11月)

2018年11月4日
 「神との対話」 
聖書箇所 口語訳 (ヨハネによる福音書 21章15節~17節)

◎神との対話が、私たちの愛を変え、愛を与え続けてくださる。

○神よ 私はあなたを呼び求めました。あなたは私に答えてくださるからです。私に耳を傾けて 私のことばを聞いて下さい。
(詩篇17篇6節:新改訳2017)
神様は生きておられ、語られる人格体です。偶像は対話できません。対話とは、対話の相手同士がそこに、生きていて話ができる人格体同士の関係でなければ成立しません。

○わたしを愛するか。
(ヨハネよる福音書 21章15・16・17節)
  第1回目、第2回目の「愛するか」の言語は、アガペー(神の愛)が使われて、第3回目の「愛するか」の言語は、フィレオー(友の愛)が使われています。
 ここで、3回もイエス様からの問いかけがあるのは、イエス様が十字架にかかられる前にペテロが3回、イエス様を裏切ったことが背景にあります。イエス様は、3回も裏切ったペテロに対して、同じ3回質問を与えて下さり、ペテロに神様の愛を与えてくださいました。

○見よ。わたしは戸の外に立ってたたいている。だれでも、わたしの声を聞いて戸を開けるなら、わたしはその人のところに入って彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。
(ヨハネの黙示録3章20節:新改訳)
 神様はいつも私たちの心の戸をたたいて下さっています。私は、50年前の昨日、受洗 しました。その後、50年間神様はいつも私の心の戸をたたき続けてくださっています。神様は皆様にも、いつも皆様の心の戸をたたいておられると思います。

◎神との対話によって、私たちは力強い人生へ導かれていく。

○私はあなたのことを耳で聞いていました。しかし今、私の目があなたを見ました。
(ヨブ記42章5節:新改訳2017)
ヨブは神との対話によって、目が開かれました。

○主はヨブの後の半生を前の半生に増して祝福された。
(ヨブ記42章12節:新改訳2017) 
  ヨブは、家畜と息子・娘たちを2倍に祝福してくださいました。

○神である主は、その大地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。それで人は生きる者となった。
(創世記2章7節:新改訳2017)
 今日、神様はこの地上のこの場所に私たちを存在させて、私たちにいのちをお与えになり、私たちは生かされていることを感謝しましょう。

○しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。
(使徒の働き1章8節)
 聖霊様の力をいただき、イエス様の証しができるように進みましょう。

○愛には恐れがない。完全な愛は恐れをとり除く。
(ヨハネの第一の手紙4章18節:口語訳)
 イエス様の愛の中に生きると、恐れはありません。

〇イエスは彼女に言われた。「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。」
(ヨハネの福音書 11章25節)
 私たちは、霊と肉の両方の命を持っています。

〇パリサイ人たちが、神の国はいつ来るのかと尋ねたとき、イエスは彼らに答えられた。「神の国は、目に見える形で来るものではありません。『見よ、ここだ』とか、『あそこだ』とか言えるようなものではありません。見なさい。神の国はあなたがたのただ中にあるのです。」
(ルカの福音書 17章20~21節) 
 私たちには、天上にも地上にも天国があります。

〇わたしの父の家には住む所がたくさんあります。わたしが行って、あなたがたに場所を用意したら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしがいるところに、あなたがたもいるようにするためです。
(ヨハネの福音書 14章2~3節)
 私たちには、天上にも地上にも住むところが与えられます。

○父がわたしをおつかわしになったように、わたしもまたあなたがたをつかわす。
(ヨハネによる福音書21章21節:口語訳)
 イエス様が私たちを必要なところに、派遣されます。イエス様の導きに応答しましょう。派遣された場所で、献身し、イエス様の導きに従いましょう。